カフェのごときレンタルオフィス冬灯
空色の車の去りぬ冬の天
冬林檎短き耳のうさぎなる
鯛焼に微笑む父よ誕生日
冬青空わたしの扉開け放つ
我がたましひ木枯にぶつかつて